ときどき日記

   
  こちらでは、ちょっと可愛い(?!)似顔絵による職員・スタッフの紹介と、
 ブログでは、毎月の園便りから園長の巻頭言、そして、その時々の幼稚園の様子やおもしろエピソードなどを教職員が交替でご紹介します。  乞う、ご期待!!
 

スタッフ紹介

スタッフ紹介
 
園長
園長
 
 
ひかり組担任 
ひかり(年長)組担任
 
 
あい組担任
あい組(年中)担任
 
 
年少 花組担任
はな組(年少)担任
 
 
のぞみ組担任
のぞみ(満3)組担任
 
 

園のスタッフによる ときどき日記

園のスタッフによる ときどき日記
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おだんごづくり…希組さん
2013-12-18
 12月12日(木)
光・愛・花組のお兄さん、お姉さんはクリスマス礼拝の総練習のため教会に登園した日、だ~れもいない幼稚園はとてもとても静かな朝を迎えていました。
そんな中、希組さんはいつもと違う様子に戸惑いながらも、予告していた「おだんごづくり」を楽しみに元気いっぱいに登園してきました
 
つぼみさんの時に体験していた「とうふだんごづくり」を再びすることになるのですが、希組では材料を買うところからすることにしました。
買い物は10日に行きました。材料を覚え、20円ずつ入ったお財布を握り締め、パン屋さん「玄」に向かいました。材料は「とうふ」「きなこ」「白玉粉」。一番の難関は「しらたまこ」です「したらまこ?」「しまたらこ?」何度言ってもなかなかうまく言えませんでした。「し・ら・た・ま・こ・し・ら・た…」と何度も繰り返し、呪文のように言いながら店までの道を歩きました。「とうふ下さい」「きなこ下さい」と上手に注文あとは白玉粉。自信満々で声をそろえて「し・ら・た・ま・下さ~い」あ~ん、卵じゃないのよぉ~と言いなおし、無事に買い物もすることができました。
 
とうふ25g、白玉粉20gをボウルに入れ、手でこねます。ポロポロになった状態から一つの塊にする作業は少し手伝いましたが、その他は粘土での練習の成果も現れ、食べやすそうな一口サイズのまあるいお団子を作ることができました
 
耐熱ガラスの鍋で湧くお湯の中に、穴あきお玉に乗せたまま、そぉっと中に沈めます。もくもくと上がる湯気で熱いことは感じるのでしょう。ひとこともお喋りせず、真剣に入れていました
おだんごを全て入れ終わるとすぐ、お玉を片手に…「もう食べられる?」「もういい?」と口々に言うのですお鍋に入れるとすぐに食べられると思っているのでしょう、「もうちょっと待っててね」とはやる気持ちをおさえさせたのでした。
しばらくすると、おだんごは浮いてきます。鍋の中でコロコロと転がっている様子を、またじっと見つめていました。そういえば昨年は転げるおだんごを真似て、子ども達がコロコロと転げまわって楽しんでいたなあと思いながら、今年はどうするんだろう…と、見ていました。すると…「もう、食べられるの?」と。なんて「食いしん坊」なんだろう、担任にそこまで似なくても~なんて思ってしまいました。できあがったおだんごは、一口サイズではありましたが、一人4つずつぺろりと食べました。すごい!!
この後2回目のおだんごを作りました。おなかいっぱいの4人に「おだんご、どうしたい?」と聞くと…「持って帰って食べる~」と。やっぱり
 
そういえば、幼稚園でだいだいを見つけた時も、柿を見つけた時も、ザクロをいただいた時も、子ども達が最初に言う言葉は「食べてみた~い」でした。今度は何を食べたくなるのかな?
寒い冬、しばらくは「なりもの」にはなかなか出会うことができないと思いますが、見つけたものを「美味しいのかな~」「どうなってるのかな~」と不思議に思う気持ちに寄り添って、これからもまた、食べ続けていきたいと思います
 
 
 
収穫感謝の日
2013-10-21
 
10月18日(金) 快晴
 
 子ども達がとても楽しみにしていた収穫感謝の日を迎えました
第一園舎と新園舎に分かれて一日がスタート花組さんはお世話の光組さんと一緒です。
散歩コースと芋掘りの活動を、それぞれの園舎で順番を決めて活動をしました。
散歩コースでは、びわ、柿、ざくろ、無花果、栗、夏みかん、姫リンゴなどなど、
園内の植物を見て回りました。今は、残念ながら柿しか実がなっていませんが、
ピカピカ光っていてとても美味しそうです
 
 芋掘りは、開始と同時に一心不乱にみんなが掘り、あっという間に終わりました
もうないだろうな・・・と思うところでも、ずっとスコップで土を掘り起こしている
姿を見ると、もっと芋ができていたらよかったな・・・と思ってしまいました。
花組さんは、思うように掘れなかった子もおり、お世話さんと掘ったり、
教師と掘ったりして体験をすることができました。自分で掘った芋はとても嬉しく喜んでいました。
思っていた以上に芋は大きく色もとてもきれいで、特に砂場横の芋はびっくりするほど大きく
今歌っている芋の歌のように、い・も・の・お・お・さ・ま~でした
 
 今年は、何個掘れたかな・・・?
光組さんが数えて発表してくれました。
大きい芋は81個、中くらいの芋は98個、小さい芋は46個、合わせて225個でした。すごい
 
みんなと同じ数だけ分けて持ち帰りましたが、お家ではどのようにして食べられましたか
 
昼食は、第一運動場でみんなで楽しく食べました
 
来年も、たくさんお芋ができますように・・・
 
 
 
 
大工日記★☆
2013-10-09
9月29日(日) 曇のち時々雨
午前中に家事を済ませ、スーパーへお買い物に行きました。
白菜を買いましょ♪と、カートを押すと、その先に愛組のH君が…
彼も私に気付き、ちょっぴり驚いたようでした。
私が手を振ると、はにかんだ笑顔を見せてバイバイと手を振ってくれました
白菜を選んでいると、後ろの方でH君の「大工の先生~」と、
お父さん・お母さんに言っている(…多分)声が聞こえてきました
 
そういえば、彼はもう 『はこ』 が完成したんだったぁ
夏休みが終わり、2学期の開始から1ヶ月経たずして出来上がってしましました!
 
H君だけでなく、夏休み明けの子ども達の力は色々たくさんパワーupしていました
まず、大工室に来て「おはようございます」の第一声も溌刺として気持ちの良いトーンで響きます。
 
光組さんは『額』、愛組さんは『箱』
新作は力に任せて金槌や鋸を使ってしまえばボロボロな仕上がりとなってしまいます
ところが、なかなかどーしての仕事っぷりです。
 
光組さんの『額』は、枠の四隅を合わせるのがとっても難しいポイント
寸法を合わせて切り、その後、角合わせのために斜めに切るのです。
木は柔らかいけれど、ノコの刃が木目に引っかかります。
小さいパーツなので、コツを感じ取らないと上手くノコをひく事は出来ません。
 
そこで私がポイントを伝えます
「力を入れすぎず、慌てない。急がない。リズムをとってシュッ!シュッ!×2」
と言ってやってみせると、A君が「歯ブラシと一緒だね」と自分の中にある感覚と
同じものを見つけ出してコツを獲得してくれました。スゴイぞ!!!
 
さて、出来上がると中に飾るものは・・・
お仕事の時間に頑張っているmini刺繍や、お気に入りの写真、自分で描いた絵などです。
なかなか立派なもんですよ!完成をお楽しみに
 
 
愛組さんの『箱』は、きりんに次いで2つ目の製作です。
今度は釘を打つ場所が狭くなります。
まっすぐに打たないと、釘の先が飛び出してキケンな箱になってしまいます
 
それでは、まっすぐに打てるポイントはというと、
錐で釘の穴をまっすぐに空けることです
少々面倒な作業ですが、ここを踏んばってしっかりと穴を空けると
本当に釘は曲がることなくキレイに打てるのです。
 
そして仕上げは紙やすりを使って磨きます
この紙やすりを使っての磨きも新たな作業なので、紙やすりを当てた場所を分かりやすくするために
面を鉛筆でグルグル、角を蛍光ペンでピンクに色づけします。
子ども達には「さぁ今からイジワルしまーす!せっかく作ったこの箱に落書きをします」と、言って
落書きの歌をうたってグルグルと書いていきます
 
子ども達は喜んで私のイジワルに対してゴシゴシ紙やすりをかけ、落書きを消すのです
すると、木の色が変わり手触りもファッとしたやわらか~い木肌が表れてきます
ずぅーっと触っていたい、本当に気持ちの良い仕上がりとなります
最後に名前と好きな絵を描いて完成です
 
只今、ぞくぞくと完成していますのでこちらも楽しみにお待ち下さいませ
 
 
めぐみの芋生活スタート!
2013-05-27
 5月24日(金)快晴
サツマイモの苗を第二運動場横の芋畑に植えました。
 
4月の時点で、業者さんがきれいな畑にしてくれていたのに
芋の苗植えをする一週間前に芋畑を見てみると草ボーボー
思わず唖然としてしまいました
けれど「これじゃあ、お芋が植えられんね。」と子ども達から言葉が聞けたのが嬉しかったです。
それから一週間かけて草抜きをしたり、前日には畑の土を掘り返して土をやわらかくして
「お芋がよく育つフカフカベッド」を作って、苗を植える準備はOK
 
良いお天気の中、芋の苗植えスタート
最初は苗を持ってみて触ってみたり匂ってみたり
中には「芋のにおいがするよ~」という子も…。(ホントかなぁ)
その後、畑のフカフカベッドに苗を植えました。
茎がしっかり土に埋まるようにみんな一生懸命土をかぶせていましたが
今年の苗はすごく元気がよくて、かぶせてもかぶせても
茎の先がピンと飛び出てしまっていました
初めて苗植えをする花組さんもお世話の光組さんに手伝ってもらって
一生懸命植えましたよ。
(中には苗植えよりも土を触る方が楽しい子もいましたが…)
 
最後にみんなで「おおきくなあれ、おおきくなあれ」「おいしくなあれ、おいしくなあれ」の大合唱
で苗植えを終えました。
 
幼稚園で芋を育てるようになって早4年。
最初はなかなか芋が育たなかったり、困ったこともありましたが、
今年はどうなることでしょう
 
これから水やりや草抜きなど、子ども達のお芋との生活が始まります。
秋に美味しいお芋が沢山掘れるように、大切に育てていきましょうね
 
 
幼稚園にタッチングプールがやって来た!
2013-05-21
今年度初めてのときどき日記です。
新年度が始まって書きたいことはいっぱいあったけど、なかなか書けず…
そんなこんなで、ときどき日記は今日から新年度です。
今年度こそ子ども達のいろんな可愛い姿を一杯紹介できるといいな、と思ってます。
 
5月17日に海響館の方に園に来ていただきました。
6月7日に愛・花組が親子遠足で海響館に行くのにあたっての事前学習です。
光組は遠足では別の場所に行くのですが、事前学習には一緒に参加させてもらいました。
 
第一園舎に大きな水槽が入ったり、海響館のジャンバーを着た方が沢山いらっしゃって
会が始まる前から子ども達は大興奮
用意して下さった紙芝居舞台にペンギンの絵が描いてあっても大興奮
とにかく大興奮の中で会が始まりました。
 
最初に「ヤドカリのひっこしだいさくせん」という話と「さみしんぼうのヒトデくん」
というお話の紙芝居を聞きました。
始まるまであれだけ大興奮だったのに、紙芝居が始まると一気にみんな紙芝居に夢中
引きこまれるように見入っていました
7人の方が一人一役ずつなりきって紙芝居を読んでくださったのですが、
これが皆さん演技派で、子ども達もより引きこまれたのかもしれません
 
その後はお楽しみの出張タッチングプールです。
ヤドカリとヒトデとナマコとタコを触らせてもらいました。
海響館に日頃からよく行っている子は「勝手知ったる」なもんで、
私達大人以上に慣れた手つきで触っている子も多かったのもビックリでした。
中には「タコの足ちぎらないでよ」とこちらがヒヤヒヤドキドキさせられる
触り方の子もいましたが…
 
最後に来て下さった方から手作りのカードのプレゼントまでいただき、
子ども達にとっては大満足な会になりました。
いただいたカードは後日持ち帰りますので、お楽しみに
 
花組さんと愛組さんは遠足でまた海の生き物達に会えるのが楽しみですね
 
 

園だより

園だより
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親の役割(7月たよりより)
2017-06-23
   最近世間で話題になっている中学生プロ棋士の藤井聡太君のお母さんの談話が先日新聞に掲載されていました。読まれた方もあるかもしれませんが、その中で、彼が通っていた幼稚園がモンテッソーリ園であったことを知りました。

   聡太君のご両親も最初は、子育てについて特にこう育てたいという強い思いはなかったそうです。でも、幼稚園で子どもの自主性を重んじるモンテッソーリ教育法に触れ、ハマった教具や遊びにはとことん取り組む聰太君の様子を見るうち、せっかくの並外れた集中力を生かしてやれないかと考えるsadようになり、ご主人と話し合い、「何かにのめり込んでいるときは止めないようにしよう」と決めたそうです。  
 
    以来、ご自分は常にサポーターに徹し、子どもたちが「好きなことを見つけ、集中してもらうために何ができるか、いつも考える」というスタンスを貫いているそうです。聡太君は五歳で将棋と出会い、どんどんのめり込み、現在に至るのですが、お母さんはあえて将棋は学ばず、自宅はストレス開放の場と決め、聞き役に徹するということです。それはあくまで自主性を尊重したいからなのだとか。

 幼稚園で出会ったモンテッソーリ教育は、聡太君にとって一つのきっかけに過ぎなかったかもしれませんが、そこで集中して取り組む聡太君の姿を見、集中して取り組んでいるときにこそ子どもの中で力が培われ、成長しているという教育の意図をご両親がよく理解し、その後の子育てに生かしていかれたことが、今の聡太君の躍進の陰にはあるのだと感じました。

   子どもの人生の応援団として、親ができることは限られています。
 子どもがやりたいと真剣に願っていることを、きちんと話せる環境作りもその一つでしょう。日頃から自分の話をきちんと聞いてもらえる安心感や、自分の選びを尊重し、頑張れるようにいつも見守り、応援してくれる存在があることは、子どもたちを力づけます。
 
 親の理想や価値観の押し付けではない子育てを、私もめぐみ幼稚園で教わりました。親が変わることで、子どもはのびのびと自分の人生を自主的に歩き出せるのかもしれません。

   もうすぐ,長いようで過ぎてしまえばあっという間だったと感じる夏休みが始まります。何か一つでも、今年はこれに取り組めたという思いを子どもが持てる夏休みになるといいですね。
 
 
ハードルを乗り越えて(6月たよりより)
2017-05-25
 子どもたちが楽しみにしていた遠足も終わり、日常の活動に落ち着いて取り組める一ヶ月が訪れます。
   花組の子どもたちも少しずつ園の生活に慣れ、登園もスムーズになっていく人がいる一方で、ここにきて行きたくない病の出る人もいます。最初はよくわからないままにお友達やお兄さんお姉さんもたくさんいてなんだか楽しそうと思っていたのが、次第に毎日の活動が理解できるようになっていくと、どうやら幼稚園というところは、ただ面白いだけではない、守らなければならない約束事や、我慢しなければならないこともあり、自分の思い通りにはならないことも色々ある所だと気づくのです。

 給食もその一つかもしれません。特にごはん給食は根菜やひじきの煮物、酢の物等が入っていたりと、祖父母の方と同居している子どもたちには見慣れたおかずでも、そうではないご家庭ではなかなか子どもの前には並ばないおかずもあり、苦手意識はぬぐえないかもしれません。それでも卒園する頃には、ほとんどの子が完食できるようになっていくので、周りの子ども達の影響や、少しずつのチャレンジの積み重ねはすごいなと感心します。

 給食のことのみならず、そんな風に子どもたちの前には、乗り越えなければならない小さなハードルが次々に訪れます。年長児にとっては、お世話もその一つでしょう。でも、そのハードルは、年齢に応じた高さのものなので、傍でどうすれば乗り越えられるか一緒に考えてくれる人や仲間がいて、乗り越えようとする自分を助けてくれたり、応援してくれていると感じることができると、子ども達はがんばれるのです。そして、自分の力で、無事乗り越えられると、それが自信になって、また次に進む力がもらえます。その繰り返しの中で、子ども達は少しずつ高くなっていくハードルを越える力を培っていきます。

 そんな子どもにとって、最大の応援団はなんといっても家族です。子どもの好きなものが詰められている手作りのお弁当は、子どもの心と体に栄養をくれます。家族と一緒に過ごした楽しさは、子どもに元気をくれます。今、自分の子どもの前にあるハードルはどんなものかを見極め、乗り越えるための援助について、ご一緒に考えながら応援していけたらと考えております。今月は、各クラス個人面接日もあります。どうぞお気軽にご相談ください。
       
 
便利さの断捨離
2017-05-01
 人は、便利さと引き換えに、子どもたちが自然に身につけていた体の機能や感覚、心の育ちの機会を知らず知らずのうちに失っていっているのだなぁと、最近は感じることが多くなってきました。

 おとなの私でさえ、どうかすると外出先の洗面所の蛇口の前で手を出して待ち、水が出ないのではっと気づき、コックを回すことがあります。水を出すという作業一つとっても、手首を使ってコックを回すという動作を必要としなくなっている器具が増えてきています。おとなにとっては清潔感や機能性に優れていて便利であっても、子どもにとっては日常的に自然と身についていた手首を回して水を出すという動きと力加減の入れ具合を知る機会が、なくなっているわけです。

 便利さの陰に隠れたこうしたことは、他にも数え上げればきりがないほどに増えてきています。かつては自分の体や感覚、力を使わなければできなかったことが、便利な道具が次々と生み出され、スイッチをポンと押すだけでできてしまうようになりました。トイレや紙おむつの進化もその一つといえます。私たちの親世代の子育てとは雲泥の差といえるほどの家庭生活の進化です。
 こうして家庭生活がどんどん豊かに便利になっていくと同時に、核家族化が進み、近所付き合いは希薄になってきましたし、車社会は、外遊びの場を子どもたちから奪い、同時に幼児期に親と手をつないで、会話しながら外を歩きまわる機会も少なくなりました。

 そこまで考え、今のお母さんたちの大変さに気づきました。生活が便利になればなるほど、自立した子どもを育てようとする時に、一時的にせよ思い切って捨てなければならない便利さは多くなるからです。
一旦身に付いた便利さや自由な時間を手放すには、大変な意志の力と決断が必要です。でも、人生の基礎を築くと言われる幼児期の子育てには、特にそれが求められるからです。子どもの機能や感覚は使うほどに鍛えられ、自分の思うように働いてくれるようになりますし、生身の親や家族との触れ合いや言葉のやり取りの中でこそ、心の安定は育っていくからです。

 便利さの断捨離は大変ですが、子どもの自立のために必要であることは、知恵を出し合い、ご一緒に頑張っていきたいなと思っている昨今です。
 
 
新学期(4月たよりより)
2017-05-01
 明るい日差しの下、色とりどりの花が道行く人の目を楽しませてくれる季節が訪れました。幼稚園にも、また新しい花が咲きます。十二名の新入児と希組からの進級児六名からなる花組さんとの出会いです。
 道端のわずかな隙間を見つけて咲こうとしている小さな野の花にさえ、思わず「頑張れ」と、ふと足を止めて眺めたくなる愛らしさや健気さがあります。めぐみの『花組』さんは、まさにそんな一人ひとりです。そこにいるだけで、年中や年長の子ども達は、お手伝いをしてやりたくなる可愛らしく守ってあげたくなる存在です。そんな中、希組からの進級児は、すでにフワッとほころび始めた花です。園のいろんなことに馴染んでいるちょっと頼りになる仲間になってくれます。

 昨年度末、愛組になる子ども達に「みんなお花を見るとどんな気持ちになる?」と尋ねると、「かわいい!」「きれい!」「うれしい!」などの声が上がってきます。「みんなも入園してきたときは、そんな風にすごく可愛くって、周りの人がみんなうれしくなってお世話してあげたくなる花組さんだったんだよ。でも今度は愛組さんだね。愛組の愛ってどんな意味か知ってる?」と言ってハートを見せてやると。「あっ、ハート、そこにもいっぱいある」と言って、新園舎の壁面を指さして教えてくれます。「どんな時にハートを貼ってもらうの?」と聞くと、いろんな答えが返ってきます。「みんながお友達のことを思って、お約束を守れたり、気持ちよく過ごせるように心を使うことができた時にもらえるんだね。そうやってお友達のことや家族のことを大切に思う優しい心が、愛組さんの愛なんだよ。みんなはそんな愛組さんになってくれるかなぁ」と聞くと、子ども達は「なれる~。」と元気に応えてくれました。
 お世話してもらう立場から、今度は自分が誰かのために心や体を使うものとなるんだという思いを嬉しそうに伝えてくれます。これまた健気だなぁと思います。4月、意外と涙しているのは愛組だったりするのも、そんな彼らの健気さゆえでしょうか。

 光組さんも年長児として、年少児のお世話や様々な係り活動などいろんな新しいことが始まります。各クラスそれぞれに新しいことに向かって心と体を使っていく子ども達の姿に励まされながら、教職員一同思いを一つにして、子ども達をこよなく愛し、支え、応援していきたいと思います。よろしくお願いします。  
 
 
希望をもって生きるということ(3月園たよりより)
2017-03-22
  卒園を間近に控え終礼の時間に、卒園の言葉を決めるに際しての一人ひとりの子どもの思いを分かち、入園時から今に至るまでの成長を教師間で話し合い、更なる成長を祈る時を持っています。一日二人ずつの子どもについて話し、祈っていきます。毎年恒例になっていることですが、とても貴重な豊かな一時です。
 こうなりたいと願って頑張ったことが実を結び、それが自信となって次につながっていった子ども。こうなりたいと願ったことが実現できなくて悔し涙を流したけれども、それでも逃げずに乗り越えたことで成長できたと思える子ども。また、自分が楽しいと思って取り組める何かを見つけられたことがきっかけで、頑張る力が育ち始めた子どももいます。
   常に前を向いて希望を持ち続けていけることは、素晴らしいことです。どの子どもも、次はこうなりたいと願い、頑張り続けることができるのも本当にすごいことだと思います。

 先日、渡辺和子さんの『置かれたところで咲きなさい』という本を読んでいたとき、次のような文章に出会いました。
 第二次世界大戦下ナチスの収容所で生き延びた人たちは、必ずしも体が頑健だったわけではなく、希望を最後まで捨てなかった人たちだったということです。そのことから「希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること。希望の喪失は、生きる力の喪失でもある。心の支えがあれば、どんなつらい状況でも耐え抜くことができる。」と、書かれてありました。
 
 聖書の『ローマの信徒への手紙』の五章3~5節には、次のような聖句があります。
  わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を生み、
     練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。

 この子ども達が、どんな時でも常に希望を持ち続け、希望に向かって自分の力を使っていけるように、私たちおとなも希望を持ち、祈り支え続けられるものでありたいと願います。
 
学校法人めぐみ学園
めぐみ幼稚園
〒750-0009
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TEL:083-222-7356
FAX:083-222-8305
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・幼稚園
・通常保育
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074243
<<学校法人めぐみ学園めぐみ幼稚園>> 〒750-0009 山口県下関市上田中町2-13-26 TEL:083-222-7356 FAX:083-222-8305