ときどき日記

   
  こちらでは、ちょっと可愛い(?!)似顔絵による職員・スタッフの紹介と、
 ブログでは、毎月の園便りから園長の巻頭言、そして、その時々の幼稚園の様子やおもしろエピソードなどを教職員が交替でご紹介します。  乞う、ご期待!!
 

スタッフ紹介

スタッフ紹介
 
園長
園長
 
 
はな組(年少)担任 
はな(年少)組担任
 
 
ひかり組(年長)担任
ひかり組(年長)担任
 
 
あい組(年中)担任
あい組(年中)担任
 
 
のぞみ組担任
のぞみ(満3)組担任
 
 

園のスタッフによる ときどき日記

園のスタッフによる ときどき日記
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給食について・・・徒然なるままにキーボードを執りてたたく
2015-09-25
めぐみ幼稚園には、パンごはんの給食があります。
業者選定にはこだわり抜き、試食に試食を重ね、
直接事業主さんとを合わせて
たくさんの対話をしてきました。
 
事業主さん曰く、
 「地産地消で、地場産野菜を使いよるいね。
 特に、米は冷えても美味しいものを選んじょるけぇねぇ
 
 「ハロウィンパンにしてみました。
 パンの生地にかぼちゃを練りこんでみたんですが、
 どうでしたかねぇ」 
                等々。。。アイデア満載
 
 感謝ですすこぶる感謝です
 
また、幼稚園では保護者の意見を参考にできるよう
試食会・アンケート等も実施しています。
 
保育現場では、年間を通し
子どもたちの感想やし好を
目の当たりにしている教師らが、
「カレーソースがちょっと辛かったみたい。」
「マンゴークリームは残した子が多かったかな?」
「野菜はもう少し大きく切ったものでも良いかも。」
 と、ホヤホヤの素直な子どもたちの声を伝えてくれます。
 
しか~し
それらをどの様に伝えるか    う
 
こだわって選んだ業者さんは
めぐみより、さらに食にこだわり抜いているのです
 
ひよこが、鶏生(人生ではない)酸いも甘いも嚙み分けたニワトリ
「ここのミミズが栄養価に富んで旨かですもんね!
        ばってん脂肪の甘みがちょっとお~
と、一端な事は口にできません。
 食経験豊富なニワトリ
 「ナラの葉ば食べたミミズの脂肪は格別ばい。
     そこらの葉っぱば食べとるのとはひとくせ違お~が。」
と、[イベリコミミズ]と名付けんばかりに
語る言葉をいっぱい持っているのです。
 
そこで私は、
自らがどんだけ給食を堪能したかを語り終えた後、
「食べたことのないものは、
    チャレンジしようとしないんですよねぇ・・・」
 
とか、
「ちょっと切り方が小さすぎて、噛まずに飲んでるみたいですぅ。
   もう少し大きく切って下さっても良いですよ。
     租借して、あご鍛えさせる意味ででもですね
などと、少ない語彙を駆使してお伝え申し上げている次第です。
 
ボンジュールさんと遊友さんは
いつも子どもたちの立場から
安全で、美味しく楽しく
季節感や行事も盛り込んでメニュー作りを
してくださっているのです。
 
感謝ですすこぶる感謝です
    めぐみの給食は、愛に包まれているのです 
  
 
夏期保育、たのし~い!!
2015-07-29
 7月27日・28日の午前中、子どもたちが楽しみにしていた夏期保育の前半が行われました。
今回はその時の様子をちょっとご紹介しますね。
 
1日目、曇り空でしたが、朝から蒸し暑く、水遊びにはもってこいでした。
ワイワイキャーキャー言いながら、水着に着替え、全体体操後、第1運動場へ。
まずは、皆でおやつで食べる『スイカ割り』。めぐみ恒例?体操帽子を後ろ前に被り、たれで目隠しをして、先生やみんなの声援に支えられて、しずしず進み、狙い定めて一撃「えいっ
上手くスイカに命中する子のいれば、行きすぎたり、あらぬ方だったり…
時々、たれを上げては、「ずるは無しだよ」と言われながらも、
愛組、花組、光組と進むうち、スイカもいい感じに割れ目が入り、赤い果肉が見えてきました。
水遊びの後で食べたスイカは、甘くてとってもおいしかったです。
 
水遊びは、水鉄砲で水をかけ合ったり、水風船や水鉄砲で、的に描かれたおばけたちをやっつけたり、
可愛い出目金すくいを楽しんだり、あっという間に時間がたっていきました。
 
  さて、二日目。
元気いっぱいに登園した子どもたちは、全体体操後、思い思いの場所へ散っていきました。
今日の目玉は、第1運動場でのシャボン玉ですが、その他、砂場とくさり山周辺、室内では絵画コーナーと、子どもたちはいろんな所で自由に遊びました。
 
まずは、シャボン玉。
お店で買ってきたシャボン玉液だけでなく、今年は卒園児で中学生になった森君が工夫に工夫を重ねて作った自家製のシャボン玉液もたくさん提供してくれ、子どもたちは心置きなく楽しみました。
一度にどれだけたくさんのシャボン玉を吹けるかを競ったり、シャボン玉液に大きなわっかを浸してどんなに大きなシャボン玉を作れるか挑戦したりと、第1運動場は大小の虹色に輝くシャボン玉で、それはきれいでした。
 
 砂場では、皆の協力の下温泉?が出来上がっていました。
そしてブロック塀の上にはずらりと並んだドーナツにケーキ、おにぎりに飲み物と、お店屋さんが。
立ち寄った私は早速ごちそうになりました。もうちょっと小さければ(いや、かなり小さければ)温泉にも疲れたのでしょうが…
 
 絵画コーナーも、これまた小さな画伯たちでにぎわっており、水溶き絵具やサインペン、クーピーにクレパスと思い思いのものを使って、虫や花、お友達や家族などと、楽しそうに絵を描いていました。
 
 相変わらずの虫取りグループもいて、恒例のダンゴムシ採り に加え、夏期保育ならではの、セミの抜け殻を見つけたり、中にはセミを捕まえたりと、蚊に刺されながらも汗だくで走り回り、それはそれで楽しそうでした。どんなことにも感動して楽しめる子どもって、ス・テ・キ 
 
 中休みの休憩時間も、チュウチュウ棒を食べた後は、「ゴロゴロして体休めるよ~」の先生の声も聞こえていますが、ちょっとゴロゴロしたかと思えば、すぐに園舎内をウロウロ。ゴソゴソ。組体操や柱のぼりをする光組さんもいたりして、子どもは元気だね~と感心させられました。
 
 アッと言う間に終わった二日間でしたが、子どもたちは元気に楽しそうに帰っていきました。
また、後半の夏期保育で会おうね! それまで、お家の方たちと楽しい夏休みを過ごしてね!
 
 
光組 遠足「いのちのたび博物館」
2015-06-08
 
5月29日、年長児・光組が”いのちのたび博物館”に遠足に行きました。
天候にも恵まれ、全員元気に「いってきま~す!」と事務の森さんに手を振り、出発しました。
 
到着して、まずエンバイラマ館に入りました。暗い通路に一歩入ったところから怖がり、足が進まなくなる人もいましたが「大丈夫よ」と友だちに励まされ、教師と手をつなぎ、奥へ…
リアルに動く恐竜ロボットを前に、涙する人も増え、アナウンスのお姉さんに負けないほどの泣き声も聞こえました。みんな恐竜や火山に目を見張り、どっぷり恐竜の世界に浸っていました。火山の噴火のあと、動かなくなってきたマメンチサウルスを「生き返らせよう!」と、一生懸命に手を振り、力を送っていた姿は可愛かったです。
 
自分たちが作ったひかりぐみきょうりゅうのずかんを開き、展示してある恐竜と見比べていきました。「同じ!」「大きすぎる!」と声を上げたり、「これは○○サウルス!」「○メートルの大きさよね」と『ずかん』を見ずにすぐ言える人もいて驚きました。
 
待ちに待ったお弁当(バスを降りてすぐ、「お腹すいた~」と言った人がいました)は、みんなで外で食べました。ぴったりシートをくっつけて敷いて、ちょっときちきちでしたが、食後のおやつ交換には都合よく、回りやすかったようで、全員がやりとりを楽しんでいました。
お弁当、おやつでお腹が満たされた人たちは、大木渡りをして遊びました。
何度も繰り返して汗びっしょりになり、水筒が空っぽになる人もいました。
 
帰りのバスは、ぐったり…かと思いきや、おしゃべりがさかんで賑やかすぎ
最後まで、元気と、笑顔いっぱいの遠足で、感謝でした
 
 
園庭さんぽ(お世話さんといっしょに)
2015-06-08
 花組さんが入園して2カ月経ちました。
 花組の子どもたちは、14時降園になり保育時間が長くなっても、疲れたり、眠くなったりすることがほとんどなく、毎日元気に登園してきています。すごいですよね~園庭内のいろいろなところに行って、虫を捕ったり、花を摘んだり、砂場で片抜きをしてみたり、くさり山に登ってみたり、ブーブーカーに乗ってみたり…遊びもずいぶん広がってきました。お世話のお兄さん、お姉さんさんともすっかり仲良くなり、おしゃべりしたり、一緒に遊んだりしています。
 
 少し前になりますが、5月15日に、光組さんと花組さんとで一緒に園庭を散歩する機会がありました。光組さんに木々に囲まれたトトロの森、さつまいもの苗を植える予定の芋畑などを案内してもらいました。午後からの保育を経験し始めて1週間くらいの頃ですから、まだ、園庭で遊ぶことも少なかった時です。手をつなぐのも何となく照れくさいような感じも受けましたが、光組さんは、お世話をしている花組さんの手をしっかり握り、担任の先生の笛が聞こえるまで、それぞれが自由に散歩に出かけていきました。
 
光組さんは「どこに行きたい?」と尋ねてくれますが何といってもどこに何があるのか、どんな名前なのかもよくわからない花組さんですから答えられないんですよね~どうするかな?と見ていましたら、その光組さんは「運動場、行く?」と具体的に聞き始めたのです。それには花組さんも「うん」「ううん」といった返事を返すことができました!なかなかやるねえ~と感心しました。
 ひとりでどこかに行ってしまう花組さんを「お~~い、まってよ~」と一生懸命追いかける姿、真っ赤になったグミの実を光組さんに採ってもらい、顔を見合わせておいしそうに食べている姿、坂道を降りるときに土手から落ちないよう花組さんを安全な方に歩かせている姿…ほんと、光組さんって優しいな~とこれまた感心させられました。花組さんは、お兄ちゃん、お姉ちゃんについて行きながら、いろんなものを見るたびに目をキラキラ輝かせていて、笛が鳴るころにはすっかり仲良くなっていました。
 
散歩から帰り、花組さんに「どうだった?」と聞くと、口をそろえて「楽しかったあ~」と。
きっと光組さんも楽しんでくれていたとは思いますが、たぶん疲れただろうなあとも思いました。
いつもそばで見守ってくれている光組さんに「感謝」です。ありがとね
 
 
2015年度 対面式
2015-04-22
 新学期が始まりました。
1学年大きいクラスに進級した子どもたち、3月より顔つきもお兄さんお姉さんになっています。
 
 新しいお友達、花組さん・希組さんも 入園早々 雨の日が多く、傘をさして坂を歩いてくるのも大変でしたが、頑張って登園し、「いってきます」と、お母さんとお別れして、お仕事をしたり、集まりをして過ごしています。
 お母様も、大丈夫かなぁ…と、まだまだ心配な気持ちで送り出されているかもしれません。
 
 今回は、4月20日(月)・21日(火)に行われた、光組(年長)・愛組(年中)さんと入園してきた花組・希組さんとの対面式の様子をお伝えします。
 
 式の最初は、光組が「スキップ」 の歌、次に愛組が「幸せなら手をたたこう」 の歌を、プレゼントしました。
 大きい声で楽しく歌え、花組・希組さんも目をキラキラ、リズムに合わせて体を揺らしながら聞いてくれました。
 
 続いて、お世話さんの紹介   
 (花組・希組さんが、色々なことを一人でできるようになるために、お手伝いをしてくれる光組と
  愛組さんです。)
 お世話のお兄さん、お姉さん一人ずつ立ちます。(ちょっと緊張
 「ぼくの(わたしの)名前は、○○です。お世話をする花組(希組)さんの名前は○○です」と
 立派にあいさつ
  花組・希組さんの名前を呼んで、折り紙のペンダント(一生懸命折りました)をプレゼント。
 「よろしくね」と目と目を合わせて握手 一緒に座りました。
 
 お世話する花組・希組さんとの出会いを、とても楽しみにしていたお世話さんたち。
 ニコッと微笑む花組・希組さんたち。
 このやり取りは、と~ってもかわいくて、心がほんわり優しい雰囲気に、包まれました。
 
 これから1年間、一緒に過ごすことができます。お弁当を食べたり、遊んだり、お帰りをしたり、楽しく過ごしましょうね。 
 

園だより

園だより
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子育てを楽しもう
2016-05-09
  新年度を迎え、お母さんに手を引かれて坂を上って来る花組の子ども達の姿を見るにつけ、自分の若いころのことをふと思い出します。
  十年間に及ぶ中高生と過ごした教師生活に一旦終止符を打ち、三〇代の半ば近くで、弟一子の子育てに取り組むことになった私にとって、長男は宇宙人のような存在で、理解に苦しむことだらけでした。やっと、幼稚園入園までこぎ着けたという思いと、いつまでこの子どもに付き合う生活が続くのだろうという溜息交じりの思いを持ちながら、あの坂を上ったものでした。
  そんなころ当時の主任の先生から、「もっと子どもと一緒に子育てを楽しみなさい。一緒に楽しめる時期は今しかないのよ。楽しまなきゃ、もったいないよ。」と言われました。
  今にして思えば、その当時の私は、一歳八ヵ月違いで生まれた下の娘を抱え、自分の思い通りにならない長男にイライラとし、きっと毎朝そんな顔をして登園していたのだと思います。私のそんな思いは自然と子どもたちにも伝播し、私の子育ては楽しいとは程遠いものだったような気がします。
 「子どもと一緒に、子育てを楽しむ」という言葉が、その時の私には『目からうろこ』でした。
  当時の私は、きちんと子育てしなければならないという思いにばかり縛られていたような気がします。そんな自分の思いにばかり捕らわれていたために、本当に大切なその時にしか見ることのできない子どもの心(本質)が見えなくなっていたのでしょう。だから、子どもが何を喜び、何を楽しいと感じているか、そんなことを一緒に楽しもうなんて、到底できていなかったのだと思います。
 「そうか、子どもと一緒に今の時を楽しめばいいのか」と思った時から、少しずつ肩の力が抜けていき、私も子ども達も日々起こる色んなことを、もちろん困ったこともたくさんありましたが、周りのお母さん達にも助けられながら、その時々楽しく笑って過ごしていけるようになったような気がします。過ぎてしまえば、本当に短い時間でした。
どうぞ皆様も、「今しかない子育ての時を、子どもと一緒にしっかり楽しんで下さいね。」
 
 
ぶどうの実り
2016-04-11
 今年も三月に、卒園児を無事に送り出したと、ちょっぴり感慨にふけっていたら、あっという間に四月が訪れました。今は、「今年はどんな子どもたちと出会えるのかな。どんな新しい成長を見せてくれるのかな」と、子どもたちとの新たな出会いに、教師一同緊張の内にも何かわくわくと楽しみな気持ちでおります。 
 話は戻りますが、めぐみ幼稚園では卒園式の証書授与の時に、子ども達の卒園の言葉を聞いた後、園長は一人ひとりにメッセージを伝えて証書を渡すことが、伝統的に引き継がれてきています。
私の子ども達もそうやって証書をもらいました。その姿は年中児には憧れだったのか、下の娘が年中の時の卒園式後、娘は兄に教師役を務めさせて、一年後に訪れるであろう自分の証書授与ごっこを、風呂で何度もダメ出ししながらしていたのを思い出します。園長役の兄が「Kちゃんも、お仕事をよく頑張ったね」と言っているのを、子どもなりに心と力を使ったことへの思いがそう言わせるのだろうなと、夕飯の支度をしながら、そのごっこ遊びを可笑しいやら感心するやらで聞いていたことが、卒園式の時期になると私には思い出されます。
 自分が園長になって思うことは、あの時間はとてもプレッシャーではあるのですが、祝された時でもあるということです。一人ひとり真っ直ぐに私の目を見て、自分に語られる言葉を聞いている子どもの眼差しは、どの子も真剣そのもので、まさに園生活の締めくくりをするにふさわしい表情を見せてくれます。その目を想う時、本当に一人ひとりが園生活の中で培ってきた豊かな力を褒めてあげたいし、これからの日々に希望が持てる言葉をかけてあげたいなと思わされます。
 めぐみの園章は、ぶどうの実です。それは次のような聖書の言葉に由来しています。
 「わたしはまことのぶどうの木、あなた方はその枝である。もし人ががわたしにつながっており、
  また わたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。」
 まさに、私たち幼稚園の職員にとっては、子ども達一人ひとりの成長こそが、豊かな実りです。今年度も、神様の愛に護られ、力を頂きながら、子どもたち一人ひとりと豊かな出会いの日々を紡いでいきたいと願っています。
 
 
お心を使う
2016-03-16
「お仕事をするときには、お心をしっかり使わんといけんのよ」
最近ふっと思い出したわが娘の幼稚園の頃の言葉です。 本人はとても『お心』などという言葉が似つかわしい子ではなく、出来上がった作品はともかくも、幼稚園でいつもそのように先生方に言われていたのだろうなと思います。確かにその当時の子ども達はよく『お心』という言葉を使っていたように思います。
 「忙しい」という漢字は、「心を亡くす」と書きます。そのことを想うとき、ふと自分の日常が反省させられます。めぐみに勤め始めて改めて感心させられたことが、二つあります。一つは毎年夏休みに行われる教具のワックス掛けでした。あの教具の艶は、教具一つ一つに対するこうした心のこもったケアーに依っていたのだと改めて敬服しました。もう一つは、モンテッソーリ教育の研修に行った折に、その提示が実にゆっくり丁寧で、まるで茶道のお点前を観ているようだと感じたことです。一つ一つの動きに、それに付随して動く体の部分への『お心』が使われており、なんとよく子どもの体の隅々にまで心配りされた所作なのかと感じ入りました。きっと、お仕事の時間、初めての提示はこんな風に『お心』を使って見せてもらい、そのようにやり始めるのだろうなと思いました。
 それが日常的に繰り返されるうちに、慣れてきて、早くしたいという思いと相まって、どこか雑になってしまうのだろうと、自分の経験から思いました。それでも学期毎に「日常の見直し」をした直後は、子ども達はまた「そうだった」と思い直し、動きの一つ一つに暫くは心を使っている様子が見られます。
 その力を日常的にどんなところでも使えるようになるためには、まさに日常的に関わる私たちおとなたちの『お心』が、しっかり使われていないといけないのだろうと思います。実は、私は恥ずかしながら昔から粗忽者で、気が急くと物はよく取り落とすは、物につまずいてはよくこけるはで、冒頭の娘の言葉は、まるで私の為にあるなと思ったので、よく覚えているのかもしれません。
 何かと忙しい年度末、とかく子どもにも「早く、早く」と言い、早ければ雑でもいいと言わぬばかりの有様になってはいないか。それがいつの間にか色々な物に対する『お心を亡くす』ことを生み出してはいないか。今一度子どもと共に、思い起こしてみたいものです。
 
五感を使うことの大切さ
2016-01-28
 今年も光組の卒園製作に拍車が掛かる時期がやってきました。先日も大工の藤村先生が、完成したダンプ汽車を4台抱えて職員室に上がってこられました。「ダンプ汽車4台一気に完成したの」と声を掛けたところ、「そうなんですよ、よく頑張ってますよ。でも、これからが大変、忍耐勝負だから」と、返事が返ってきました。 そうでした、大工のダンプ汽車は、汽車が完成すれば終わりではないのです。『線路は続くよ、どこまでも』の歌ではないですが、ダンプ汽車を乗せる台座の枕木を切って磨くという、ものすご~く忍耐のいる作業が、待ち構えているのです。
 本物の枕木は左右の線路が乗る一本の長い木が延々と並ぶのですが、めぐみの『ダンプ汽車』の枕木は左右対称に短い木が十二対、並ぶのです。子ども達はまず、かまぼこ板状のものを一センチ程度の幅に鋸で切っていきます。切り終ってからが大変、その一本一本をすべて、毎日毎日せっせとスベスベになるまで紙やすりで磨き続けます。磨き終わると、次は台座の板にボンドで、できるだけ真直ぐに且つ左右対称に貼り付けるのです。自分の五感をフル回転させ、心を使い、完成へと漕ぎ着けた感慨は、取り組んだ者にしかわからないものなのだろうと思います。
 先日、卒園児のお母さんから、とても嬉しい話を聞きました。「小学校で先生から自分の宝物を持ってきましょうと言われた時に、うちの子は迷わず卒園製作で作ったダンプ汽車を持って行ったんですよ」と。確かに彼は本当にコツコツよく頑張って、クラスで最初にすべてを完成させ、出来上がりもとてもきれいでした。きっとそれは彼の頑張る力の象徴であり、誇りなのだと思いますし、ダンプ汽車を見る度に、作っていた時のいろいろなことが思い出される彼の宝物になったのだと思います。
 ある方の随筆で「五感を使うことの大切さ」について、「五感を使って取り組んだことには、記憶が鮮明に付いてくる」とありました。確かに自分の記憶を振り返っても納得です。ある匂いや物、事柄をきっかけに、ぱぁ~っとその時の記憶が蘇ってきます。私たちアナログ世代の者にはそうした五感と結びついた記憶がたくさんあります。歩くことも多く、自分の手足を使い、頭をフル回転させ、自然の物を使って、自分達でいろんな物も作りました。そんな機会の少なくなった現代の子ども達にも、できるだけたくさん五感を使う機会を与えたいと願う昨今です。
 
 
光の子らしく歩きなさい
2016-01-12
 「一年の計は元旦にあり」と言われますが、私の場合いつの頃からか、「一年の計はクリスマスにあり」となりました。クリスチャンだからというよりは、元々その日が自分の誕生日だからであり、更にその後クリスチャンとなって、その時期色々な形で持たれるクリスマス礼拝から受ける恵の豊かさに刺激されて、自分の在り様を振り返るチャンスが多いからだと思います。

 昨年のクリスマス月間には、私は「光の子らしく歩きなさい」という聖書の言葉について学び直すことができました。この聖句は、皆さんご存知の通り昨年の幼稚園のクリスマス礼拝の聖句として選ばせて頂いたものです。毎年、礼拝でのメッセージを光組の子どもたちと一緒に考える中で、私は子ども達の心の成長を感じることができます。今年度もまた、子ども達がその与えられた環境の中から、理屈ではなくスポンジに水が浸み込むように、本当に具体的に人を大切にする思いや、優しさ、人のために何ができるかを考える力を、身に付けていっていることを教えられました。
 また、礼拝での愛組・光組一人ひとりの姿を見るにつけ、子ども達はおとな達の心配を見事に裏切り、それぞれに自分の前の小さな壁を乗り越え、神様から頂いている力を、喜んで使い、人々の前に輝かすことができる者として、着実に成長していっていることを感じます。

 そして改めて、その子ども達の前に環境として立たされている私たちおとなはと、その在り様を考えさせられました。子どもたちが更に「光の子らしく歩く」者となるために、その力を引き出せる良い環境を、直接的にも間接的にも、与え続けているだろうかと。ともすればおとなの便利さや、都合のよさを優先させて、子どもの力が育つ機会を奪っているのではないか、優しさという名にすり替えられた甘やかしで、子どもの頑張れる力や我慢できる力をなし崩しにしてはいないだろうかと。そして何よりも、私たちおとなは、子どもの前に良き社会を築く先輩として、恥ずかしくない姿で立てているだろうかと、反省しきりです。
 子ども達の力強い『愛を伝えよう』の歌声に応えられるおとなでありたいと思います。新しい一年もまた、子ども達が持っている力を信じ、愛し、育ちあえる者でありたいと思います。
 
学校法人めぐみ学園
めぐみ幼稚園
〒750-0009
山口県下関市上田中町2-13-26
TEL:083-222-7356
FAX:083-222-8305
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・幼稚園
・通常保育
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080210
<<学校法人めぐみ学園めぐみ幼稚園>> 〒750-0009 山口県下関市上田中町2-13-26 TEL:083-222-7356 FAX:083-222-8305