暑い、暑い夏休み


が終わっても、変わらず暑い夏が続いていましたが、
ようやく涼しくなるのかなと感じられる9月の終わり頃です。
が・・・、大工室では扇風機をフル回転させて作業しています

光組さんは、ロボットを完成させた後はカメを製作中で、これがなかなか
「力・パワー」が必要な作品なのです


甲らの模様には25本のネジや釘を付けていきます。その為には
錐で25ヶ所(5ケ×5列)の深くてまっ直ぐな穴あけをします。
厚さ約3㎝(7枚合わせ)の板で、使うネジは太くて長いので
今迄に作って来た物の中では、きり穴の深さが一番必要です

私

:「たしかめ釘が、半分入るまで穴あけしますよォ!」
―ちょっと、大変だけど、どぉかなぁ・・・?! 頑張れ

―
子どもたち


:甲らの板が動かないように足でしっかり踏んで押さえて
「右手、左手ピッタリ合わせて、錐を挟んで、ぐりっ!ぐりっ!ぐりっ!」
「錐は、まっ直ぐ、ぐりっ!ぐりっ!ぐりっ!」
「ぐらはいません。ぐりだけです。」
「ぐりっ!ぐりっ!ぐりっ!」「ぐりっ!ぐりっ!ぐりっ!」
私

:―おおっ、力強いしリズム良し、良い穴があいてる。すごいじゃない

―
「ああっ、とても良いね!錐がぐらぐらしない様に両手のひらに同じ力が
入ってて、しっかり挟んでぐりぐり出来ています。」「その調子です。」
こんなふうに、本当に良く頑張っているので、当然疲れて来ます

なので、
途中で、押さえる足をかえたり、錐を置いて手をぶらぶらさせて「力」を
入れ直します。そして、冷たいお茶を飲んで

小休憩すると、
「本当、麦茶うめー


」と言って、また復活して大工仕事を再開します。
あけた穴を確かめる時は「OK!Good、良い穴です。」の言葉と
あいた穴の深さを自分の目で見て「イエーイ!やったぁ~。」と大満足の笑顔を
見せてくれます。 すごいぞ

君たち パチッ パチッ パチッ

甲らの模様のネジと釘、25本の内1本だけ金色

があるのですが、それがとっても嬉しくて
気に入っているらしいです。光り輝く、光組さんですもんね


愛組さんは、次回の製作はキーホルダーとXmas

の飾りで、新しい道具のこぎりを
使うことになっています。「まだ始まらないのー

」と私の顔を見るたびに
聞いてきます。待ち遠しいようです

「もうちょっと待っててネ

」
