園のスタッフによる「ときどき日記」

   
 こちらは…毎月の園便りから園長の巻頭言、そして、その時々の幼稚園の様子やおもしろエピソードなどを教職員が交替でご紹介します。  乞う、ご期待!!
 

園のスタッフによる ときどき日記

園のスタッフによる ときどき日記
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希組の1学期
2012-07-19
希組担任の宮原です
 
1学期が無事に終わり、ホッとしています。
振り返ってみると、4人の子どもたちのかわいらしい姿ばかりが浮かんできます
 
私の一人占めではもったいないので、ちょっとだけ皆さんにご紹介したいと思います
 
まず、1枚目の写真ですが・・・
5月の終わり、希さんは「おにぎり」がひそかなブーム。
お気に入りの本は「おにぎり」
リクエストする手遊びは「おにぎりにぎにぎ、おにぎりにぎにぎ、梅干し入れて~、あむっ」
それなら…と、
炊飯器でご飯を炊くところから、おにぎりを作って食べるところまでやってみようと考えました。
 
登園してすぐに炊飯器のスイッチをみんなで押して、お仕事を始めました。
 
第2園舎には4人の子どもたちと、私だけ。
しーずかな部屋の中、しばらくすると…
 
……ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく……
 
炊飯器から聞こえてくる音に引き寄せられ、Kくんが耳を当てた瞬間
ごはんがおしゃべりしてる
 
一斉に炊飯器に近寄り、僕も私もと顔を近づけていて、一触即発
私が「順番にしようね」と言いそうになったその時
 
4人で上手に並んで炊飯器に耳を当てているではありませんか
不思議そうに、でも、嬉しそうにくっつき合っている子どもたちを見ていて、
「なんて平和なんだろう」と思いました。
 
 他の写真も同様です。育てたあさがおのしぼんでしまった花をすりつぶす時も、ガタガタするすり鉢に自然に手を添えていましたし、小さなレモンを拾ってくれば、みんなと一緒に見てみようと言いだし、順番に観察したり、におったり、なめたり…
 
子どもたちは、順番が守れずすねてしまったり、自分の思いが通らなくて泣いたりすることがあります。
でも、一つの事象に対して、待ってあげたり、譲ってあげたりすることもまた、たくさんあります。
 
いろいろなルールがあり、それを守っているからみんなが気持よく過ごせるのが世の中ですが、
自然に譲り合い、一緒に楽しむことのできる子どもたちの世界こそが、一番の理想的な姿だなあと
子どもたちに教えられました。
 
2学期にはまた2名の子どもたちが加わります
6人になると、どうなるのかな?
またまた新しい発見に出会えることを期待しながら、夏休みを過ごしたいと思います。
 
 
 
光組バス遠足
2012-06-21
どうも、光組担任の宮本です
 
6月1日(金)は光組のバス遠足でした
 
天候にも恵まれ
北九州市にある『いのちのたび博物館』へ行ってきました
 
子ども達は、事前に図鑑で恐竜のことを調べ
光組だけの「恐竜図鑑」にまとめました
 
その光組恐竜図鑑を持って、いざ博物館へ
 
入館と同時に
「大きい~」「でかすぎるやろ」と
みんな、恐竜の大きさにびっくり
 
恐竜図鑑と、化石を見比べながら
「ティラノサウルスの爪って本当に尖っているね」
「トリケラトプスは本当につのが3本あるね」
と興味津々でした
 
恐竜が生きていた時代を体験できるエンバイラマ館では
暗くて恐竜の鳴き声や、稲妻の音が響き渡る中、
泣いてしまった子どももいました
 
しかし、実際に恐竜が動いている所が見れたり、
恐竜の鳴き声を聞くことができたりと
子ども達の印象に一番残っているようでした
 
みんなで行った遠足
とても驚いて、とても楽しくて、たくさん笑った1日でしたね
 
 
7月 園だより 巻頭言より
2012-06-28

 鬱陶しい梅雨空が続く毎日に、教師達は行事の前になると、ネットの天気情報とにらめっこしながら、ハラハラドキドキです。  

 特に今年は、花と愛の遠足は最初の予定日が大雨だったので、次こそはという思いも強く、日々変化する予報に一喜一憂でした。  

 

 そんな日々を送っていたある日、愛組のRちゃんが水疱瘡に罹患したというお電話。予定通り行けていたらと思うと、可哀想でなりませんでした。  

 でも、そのお電話には、こんな健気なお話が続いていました。

すっかり気落ちしているRちゃんを慰めようと、お母さんが、「でも、予報ではまた雨みたいに言ってるから、皆も行けないかもしれないよ」と言うと、Rちゃんは「じゃあ、皆が遠足に行けるように、お天気にしてくださいって、わたしお祈りする」と言って、お祈りしてくれたのだそうです。お母さんは、「私の立場が無いですよネエ」と笑っておられたそうですが、梅雨の晴れ間のようなお話でした。 きっとお母さんの優しさが伝わったから、Rちゃんも素直にお祈りしようと言えたのかなと思いました。

 

そして、遠足の日、降れば大雨になるかもという予報でしたが、午前中は曇りということで、迷わず決行 なんとか動物を見学だけはでき、帰りのバスから雨という、綱渡りの強行軍でしたが、私は心中ひそかに、これはRちゃんの健気なお祈りに、神様が応えて下さったような気がして嬉しかったです。   

 

また、遠足に行った教師からも心温まる報告がありました。 

ゾウのコーナーに行ったとき、ゾウが砂浴びをしている様子を観たY君が、「ゾウさんは目に砂が入って痛くないんかネエ」と、教師に聞いてきたので、「ゾウさんに聞いてみたら」と何気なく言うと、Y君は一生懸命大きな声で、「ゾウさん、目痛くないですかぁ」と聞いていたと言うのです。 なんと、すてきな発想でしょう

自分の悲しかったり、痛かったりした体験を思い出し、他を思いやることのできる子ども達の心に、本当に感動した遠足の出来事でした。 

 

「子どもは皆、生まれながらに人々と共に平和に生きていく為の『知恵』と『力』と『優しさ』を持っています。」という、当園のパンフレットの文言に偽りなしと確信し、更に、この柔らかな心を大切に育て、平和を作り出していく者として成長できるよう、お母さん達と力を合わせながら、より良い援助ができたらと、思いと祈りを新たにさせられました。                     

                            園 長 藤 原 敦

 

 

 実は、これには後日談があります。Rちゃんがやっと登園できるようになった日の帰りのバスの中、遠足の話になった時、Rちゃんがぼそっと「遠足みんなが行けるようにお祈りしたけど、雨ふったんよね」と言うので、「でも、みんな動物園行けたんよそしてちゃんと動物見る間は、雨降らんかったんよ!」と私が言うと、他の子どもたちも、「そうよ、ゾウとかにエサもあげられたんよ」と話しだしました。それを聞いたRちゃんは、パッと明るい顔になって、「ええっ!そうなん?」と聞いてきました。「そうよ、みんなが帰りのバスに乗って、走り出したら雨もいっぱい降りだしたんだって」と話すと、Rちゃんは本当に嬉しそうに、満足げな顔で園バスを降りて行きました。

 その後ろ姿を見送りながら、私も嬉しくなりました。 

 

                           

 
6月の園だより 巻頭言より
2012-05-28

 5月最後の土曜日、めぐみフォー・キッズの園解放企画を行いました。

 第1園舎で大型絵本やパネルシアターなどを楽しんだ後、シーツの下を潜ったり跳んだり、最後はビニールプールにゴミ袋一杯のちぎった新聞紙を勢いよく入れ、中に入った子どもと一緒に、ちぎった新聞紙を頭から雪のように振り掛けたり、ばら撒いたりと楽しい時を過ごしました。

 

 子どもは、体を動かすことが大好きです。

 遊び時間にはちょっとでも雨が上がるとすぐ外に出て、走り回っています。でも、これからの季節、雨の日には部屋の中で子どもと一緒にどう過ごそうかと頭を悩ますことは、お母さんも私たちも同じです。園では、今年遊ぶ日の試みの一つとして、月に1回後藤先生にお願いして、エアロビクスダンスを室内でしてもらうことにしました。一回目は大盛況でした。                 

  全身を使って跳んだり跳ねたり、屈伸したり、ひねったりと本当に子どもたちの体の柔軟さ、リズム感の良さ、体力に脱帽でした。

 

しかし、家の中ではそうはいきませんよね。

ましてや集合住宅の上層階ともなればなおさら、下の階の方への遠慮もあり、ドタバタさせられないという方もあることでしょう。雨の日、体力を持て余している子どもとどんなことをしたかなあっと、先日の子どもたちの楽しそうな笑い顔を思い出しながら考えていました。そういえば、私もむしゃくしゃした時に、思いっきり不要紙をちぎって部屋中にばら撒いてストレス解消したことがあったなと思い当りました。子どもと一緒にちぎってばら撒いて、散々遊んで、その後は一緒に掃除して、親子共々のストレス解消でした。(但し、母と一緒の時限定の遊びだと言い含めて)   

 

ある時は、敷いた布団の上で子どもと一緒に前転したり、ごろごろ転がったり、屈んで馬になり、馬跳びさせたり、子どもはシーツの中に潜ったり。子どもも上手に相手を選んで、おじいちゃんとはお相撲、お父さんには肩車をしてもらいながら、足を固定してもらって腹筋したり、向かい合ってお父さんの足の上に自分の足を乗せて、部屋の中を行ったり来たりしてもらったり。疲れて寝転がったお父さんの背中をバランスとりながら、小さな足で行ったり来たり。結構いろんなことして遊んでいたなと思い出しました。雨の日こそお父さんの出番です。工夫して体全体を使う遊びをお家の中で子どもと一緒に楽しんであげてください。      

 

そんな遊びの中でこそ、子どもは全身の筋力を鍛えていけるのだそうですよ。
園 長   藤 原 敦 子            
 

あいぐみさんへ

あいぐみさんへ
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これな~んだ?
2020-05-07
 
 今、幼稚園の周りにはたくさんの草花が咲いています。
 子どもたちと一緒に見れる日を楽しみにしながら、今日は子どもたちにクイズとして出してみたいと思います。
 一緒に考え楽しんで見てください
 
写真の花はな~んだ? 
ヒント1.幼稚園の栗の木の下の「やつで」の近くに咲いてます。
ヒント2.小さな赤い実を付けます。
ヒント3.みんなの知っている○○○には粒々が付いています。      
    ○○○を育てているお友達もいます。
ヒント4.これは「の○○○」という名前です。
    ○○○に入る三文字な~んだ?簡単すぎたかな?答えはまた今度教えてね~
 
 
おうちでたいそうしてみよう!
2020-04-30
 先日はお電話で色々お話を伺わせていただきありがとうございました
 子どもたちの元気な声を聞き大変嬉しく、力をいただきました。
 
 幼稚園が始まったら、やってみたいと考えている体操を紹介します。
 ぜひ、お家で楽しみながら取り組んでみてください
 
 「手押し車」覚えていますか?これもまた、お勧めですよ~

 

 

ひかりぐみさんへ

ひかりぐみさんへ
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おうちで やってみよう!
2020-05-07
おうちで げんきに すごしていますか?
きょうは おうちでできる たのしいことを おしらせしますsmiley
ぜひ、おうちのひとといっしょに やってみてくださいね
 
 
①「ちょうざ」
ひざをまっすぐのばして ゆかにすわります。
あしはそろえて、こうをのばします。
つまさきは、おくにむけます。(うえでは ないよ!)
こしに ちからをいれて、せなかをまっすぐ うえに のばします。
せなかや ひざが しっかりとのびると、きれいな「ちょうざ」ができます
 
 
②「ておしぐるま」
りょうてをゆかにつき、おうちのひとに あしくびをもってもらいます。
てを、かわりばんこにまえにだして、まえにすすみましょう。
おなかが さがらないように いしきしてみましょう。
 
 
③「おしりあるき」
たいそうずわりのように、ひざをたてて すわります。
ては つかいません。
おしりを つかって、まえに すすんでみましょう!
 
 
おまけ
④おりがみで「かざぐるま」を おってみよう
ひかりぐみでは、「かざぐるま」の つづきから あたらしいものに ちょうせんしますlaugh
「かざぐるま」おもいだして ぜひ おってみてください
 
 
やってみたら、こんど ようちえんで みせてくださいねsmiley
 
めぐみようちえんクイズ
2020-04-30

おうちで、げんきにすごしていますか?

このあいだは、でんわで おはなしできて うれしかったです

ほんとうは、みんなとあって、たくさんおはなし したいですが、なかなかあえないですね

 

きょうは・・・

うちえんのことを たくさんしっているひかりぐみさんに、ようちえんクイズをだしますsmileyheart

ぜんぶで7もんさあ、いくつわかるかな?

 

 

①めぐみようちえんには、なにぐみがあるでしょう

enlightenedぜんぶで5つ いえるかな?

「ひ・・」「あ・」「は・」「の・・」「つ・・」 のことばからはじまるよ!

 

 

②ひかりぐみのおともだちは、15にんいます。さあ、だれがいるでしょう

 

 

③かめのなまえを おぼえているかな

enlightenedちいさいかめは「さ・・」 おおきいかめは「かめ・・・」からはじまるよ!

みんなが とうみんからおこしたかめたちは あたたかくなって、げんきに えさを たべはじめました。ひかりぐみさんに おせわをしてもらうのを たのしみにしていますよ!

 

 

④めぐみようちえんバスのいろは、なにいろでしょう

 

 

⑤ようちえんにある、みんながあそぶ もりのなまえは なんでしょう

enlightened「・・・のもり」だね

 

 

⑥おかえりのときにたべる、まるくてあまいものは なんでしょうcheeky

enlightenedおいのりとうばんさんが スプーンでくばってくれるよ!

 

 

⑤パンきゅうしょくには、パンが いくつはいっているでしょうcheeky

 

 

⑦ほんよみのへやの おはじきのかずは、なんこあるでしょう

 

 

 

こたえが わかったかな??

わかったら、おうちのひとにも こたえをおしえてあげてね

おうちのひとと いっしょにかんがえてもいいですよ

 

親子で楽しむ運動遊びを紹介します!

親子で楽しむ運動遊びを紹介します!
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タオルあそび編
2020-05-10
運動遊びの第4弾は、タオルを使って遊びます。
力をいっぱい使ったり、瞬発力も使う遊びです。
 
「タオル取り」は、子どもとだけでなく、おとな同士でもつい本気になってしまいます。
きっと、お兄ちゃんやお姉ちゃんとも一緒になって楽しむことができると思います!
 
なべなべそこぬけ」は、単純なのですが、子ども同士でよく取り組んでいます。
普段は手をつないで行うのですが、おとなは「肩が上がらない…」と四苦八苦することがよくあります。
タオルを使うと動かしやすくなるので、ぜひ、試してみてください。
 
筋力向上編
2020-05-04
皆さん、ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか
 
運動遊びの第3弾です!
今回は「筋力」を使うものを選んでみました。
腕や脚、おなかにも力をいっぱい貯めて、挑戦してみてください
子どもの筋力も必要ですが、お家の方の筋力も使うものもあります。
ぜひ楽しんで取り組んでみてくださいね。
 
いろいろジャンプ編
2020-04-28
運動遊び、第2弾です!
「バランス感覚編」は、皆さん、お試しいただけましたか?
 
今回は「ジャンプ編」です。
少しレベルアップしたものも紹介しますので、ぜひ挑戦してみてくださいね
 
ジャンプするときに気をつけたいのが、つま先で跳ぶ」ことです。
つま先で軽く、何度も跳べるようになると、縄跳びをするのも上手になります。
つま先でまっすぐ立つことは、子どもにとっては結構難しいのです
つま先で立って歩くだけでも、バランス感覚が育つだけでなく、筋力トレーニングになりますよ~!
 
バランス感覚向上編
2020-04-24
ときどき日記でお知らせしていました「運動遊び」を紹介します!
 
ゆらゆらする身体を、なんとかまっすぐに、こけないようにと調整することでバランス感覚が育っていきます。
この他に「つま先歩き」や「かかと歩き」もおススメですよwink
家族みんなで片足立ちして、いくつ数えられるかな~と「片足立ち選手権」をしたり、例年運動会で光組さんが挑戦している「ひこうきバランス」をしてみたり…
 
ぜひ、お試しくださいね!
 

園だより巻頭言

園だより巻頭言
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4月園たよりより
2020-05-18
進級、入園おめでとうございます。心よりお喜びを申し上げます。
太陽の陽を浴びキラキラ輝く桜を窓から眺めていますと、一瞬新型コロナウイルスのことを忘れさせてくれます。自然の持つ力を感じながら、今年はいつもと違う気持ちで春を迎えました。
長年幼稚園を支えきてくださった藤原園長が退職され、今年度から園長を務めさせていただくことになりました。めぐみ幼稚園に就職し今に至るまで、たくさんの子どもたちと出会い、子どもたちから学び、感動や喜びを得て参りました。この宝を大切にし園長としての働きを歩み始めたいと思っております。
新鮮な思いで始まる四月、子どもたちが安心して園生活を過ごすため、教師全員で環境を整えて参りました。子どもたちが触れたり発見したり、聞いたり考えたりしながら成長し、自ら行動の判断ができる力を身に付けることを願い、各クラスひとりひとり丁寧に関わっていきたいと思っております。
めぐみ幼稚園の教育理念は、「平和を愛し、平和を創り出す者となる土台をつくる保育」です。そのために何が必要か、それは子どもひとりひとりがそのままのあり方で受け入れられること、考えを否定されず、子どもがしたいこと、しようとしていることを大切に共有されていることだと思っています。そうした関わりを経て、愛されることに気づいた子どもは変化が生まれます。この変化を機に、成長していくことを喜ぶ子どもの姿を共有し、保護者の皆様とこの子にとって大切にしなければならないこと、必要なことを共に考えていけたらと思っております。
一学期は、耐震補強工事のため、通常の保育環境ではないことをご理解頂き感謝しております。ここに改めてご協力をいただきますようお願い致します。子どもたちが太陽を浴びた桜のように、キラキラした目で登園してくることを楽しみに待っております。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。
 
園長 宮川美代子
 
「喜び、祈り、感謝」(3月園だよりより)
2020-02-27
 幼稚園の第一園舎にあるピアノには「喜び、祈り、感謝、」の言葉が、寄贈者の名前とともに書いてあります。
 これは『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい』(テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 五章一六節)という聖書の有名な一節から採ったものです。

 この聖句は、「しなさい」という命令形で記されていますが、「してごらんなさい」という勧めの言葉なのだと思います。祈りは、神様との対話です。苦しさのどん底にいるとき、私たちは祈りの言葉すら紡げず、うめくことしかできないかもしれません。でも、そこに「助けて、神様」という思いがあれば、それは祈りとして神に届くのだと私は思います。

 どんな状況に置かれても、どんな時でも、ありのままの自分を愛し、自分のために祈ってくれている方(神)がいることを信じるとき、不思議と力が湧いてきます。決して一人ではなかった、私とともに苦しみ悩んでくださる方が傍にいてくださったと思えるからです。すると、少し周りが見えてきます。感謝な出来事にも気づかされます。ありのままの自分を自分自身が愛し、生かされていることを喜ぼう、感謝しようと、少しずつ希望が湧いてきます。
 そのことに思い至ったとき、私の中でこの聖句がストンと腑に落ちた気がしました。

 いつも喜んでばかりいられない現実が私たちの周りにはあります。おとなは、そのことに囚われがちですが、幼い子どもたちの、生きよう、生きたいという思いの強さは、それさえも跳ね返すだけのものがあると思います。子どもたちは、神様が力をくださることを素直に信じ、無心に目標に向かって努力し、互いに励ましあいながら、ことを成し遂げていきます。できたことを満面の笑顔で喜ぶ姿は、傍にいるものをも喜びで満たしてくれます。
 
 どんなときにも、そんな子どもの喜びを喜びとし、常に祈り、共に感謝しあえることを大切にできるおとなでありたいと願います。
 
 
 
「ひとりで できた!」を応援したい(2月園だよりより)
2020-02-05
 ジャンパー等防寒着を着るシーズン、園の身支度の場面ではファスナーを上げるのに苦戦している3歳児の希組や花組の姿をよく見受けます。
 そばを通りかかると、「今日のは硬くて、できない」と、すがるような眼差しで呼び止められます。「お手伝いします?」と聞くと「うん、何度やってもできない」という返事。
 見ると、確かに子どもの手には持ち手や差し込む部分が小さすぎるものであったり、固くて上げにくかったり、上着の素材がもこもこでファスナーの初めの嵌め込む部分が見えづらかったりしています。

 「なるほど、ここが難しいんだね、ここ見えやすいように抑えておくから、もう一度やってみる?」と、再チャレンジしてみます。子どもが嵌め込んだファスナーの端をしっかり持たせてやると、一気に上まで上がることもあります。
 でも、押さえる力が弱かったりすると、一度でうまくできないこともしばしば。やっと上まで上がったとき、子どもは少しほっとした表情にはなりますが、「できた!」感は今一つです。「難しかったけど、よく頑張ったね」と労います。

 年中児くらいになると、何度かそんな場面を繰り返すうち、いつの間にか一人でいろんな素材のものでもできるようになっていきますが、年少児ではなかなかそうはいきません。

 日々チャレンジしている子どもの「できた!」が、感じられる素材と援助ができるといいなと思う昨今です。
 
 
 
子どもたちに残したいもの  (1月園便りより)
2020-01-17
 皆さんにとって、昨年はどのような一年でしたでしょうか。
例年年末には今年の漢字が話題になりますが、我が家の漢字は「変化」の「変」でした。一昨年の正月には考えもしなかったことが次々と起こり、本当に目まぐるしい一年でした。辛く悲しいこともありましたが、喜び事も多くあり、「神様のなさることは時にかなって美しい」「すべてのことには時がある」という聖書の言葉が思い出される年末でした。

 最大の喜び事は、我が家にとっては初孫となる男児が娘のところに誕生したことです。小さな命に振り回される冬休みの日々でしたが、新しい命の誕生は改めて「今後の日々が平和な世の中でありますように」と、願わずにはいられないものとなりました。今の時代そのために、私たちおとなに求められている責任は重いものがあります。真の「平和」とはと問われて、示してやれるおとなでありたいものです。

 「平和を作り出すものとなるように、そのための土台造りをする保育を目指す」というめぐみの教育理念にも新たな使命を感じます。
 次世代を担う子どもたちが、心身共に健やかに成長し、平和を作り出すものとなれるよう、私たちも保護者の皆様とご一緒に、努めていきたいと願っております。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 
 
 
 
「あるものと ないもの」(12月園便りより)
2019-12-10
 今、子どもたちは各クラスともクリスマス礼拝に向けて準備を着々と進めています。役割がそれぞれに決まり、ことばや動きの練習をしたり、歌を覚えたりと、新しいことへの挑戦を楽しんでいます。
 
 司会進行を担当する年中児愛組は、クラスみんなでお祈りの言葉を出し合って考えたり、献金の送付先であるニジェールについてどんなことを伝えたいかを話し合っています。
 
 それに先立ち、先日子どもたちは、医療宣教師として長くニジェールで働き、今も現地の方と親交を続けておられる吉岡さんからお話を聞きました。
 私たちが日常当たり前のように何不自由なく使っている物がない生活は、子どもたちには衝撃だったようです。次々にあれはあるのか、これはどうかと尋ねたということです。想像することも難しい環境なのだと思いますが、子どもたちは驚きを持って聞き、想像しようとしてくれたと吉岡さんは喜んで下さいました。
 
 「おとなたちの醜いいさかいの犠牲になることもあるし、ないものも確かに多い。でもね、助け合う心とわずかなものを大切にし、分け合う優しさ、あるものを工夫して使う知恵と笑顔が、そこにはたくさんあることも、私は子どもたちには知っておいてほしいの」と、いつも吉岡さんは言われます。
 
 今の私たちにあるものとないものは何なのか、クリスマスのこの時期、私たちもまた自分の内面に目を向け見つめ直してみたいと思います。
 
 
学校法人めぐみ学園
めぐみ幼稚園
〒750-0009
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