ときどき日記

   
  こちらでは、ちょっと可愛い(?!)似顔絵による職員・スタッフの紹介と、
 ブログでは、毎月の園便りから園長の巻頭言、そして、その時々の幼稚園の様子やおもしろエピソードなどを教職員が交替でご紹介します。  乞う、ご期待!!
 

スタッフ紹介

スタッフ紹介
 
園長
園長
 
 
はな組(年少)担任 
はな(年少)組担任
 
 
ひかり組(年長)担任
ひかり組(年長)担任
 
 
あい組(年中)担任
あい組(年中)担任
 
 
のぞみ組担任
のぞみ(満3)組担任
 
 

園のスタッフによる ときどき日記

園のスタッフによる ときどき日記
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7月 園だより 巻頭言より
2012-06-28

 鬱陶しい梅雨空が続く毎日に、教師達は行事の前になると、ネットの天気情報とにらめっこしながら、ハラハラドキドキです。  

 特に今年は、花と愛の遠足は最初の予定日が大雨だったので、次こそはという思いも強く、日々変化する予報に一喜一憂でした。  

 

 そんな日々を送っていたある日、愛組のRちゃんが水疱瘡に罹患したというお電話。予定通り行けていたらと思うと、可哀想でなりませんでした。  

 でも、そのお電話には、こんな健気なお話が続いていました。

すっかり気落ちしているRちゃんを慰めようと、お母さんが、「でも、予報ではまた雨みたいに言ってるから、皆も行けないかもしれないよ」と言うと、Rちゃんは「じゃあ、皆が遠足に行けるように、お天気にしてくださいって、わたしお祈りする」と言って、お祈りしてくれたのだそうです。お母さんは、「私の立場が無いですよネエ」と笑っておられたそうですが、梅雨の晴れ間のようなお話でした。 きっとお母さんの優しさが伝わったから、Rちゃんも素直にお祈りしようと言えたのかなと思いました。

 

そして、遠足の日、降れば大雨になるかもという予報でしたが、午前中は曇りということで、迷わず決行 なんとか動物を見学だけはでき、帰りのバスから雨という、綱渡りの強行軍でしたが、私は心中ひそかに、これはRちゃんの健気なお祈りに、神様が応えて下さったような気がして嬉しかったです。   

 

また、遠足に行った教師からも心温まる報告がありました。 

ゾウのコーナーに行ったとき、ゾウが砂浴びをしている様子を観たY君が、「ゾウさんは目に砂が入って痛くないんかネエ」と、教師に聞いてきたので、「ゾウさんに聞いてみたら」と何気なく言うと、Y君は一生懸命大きな声で、「ゾウさん、目痛くないですかぁ」と聞いていたと言うのです。 なんと、すてきな発想でしょう

自分の悲しかったり、痛かったりした体験を思い出し、他を思いやることのできる子ども達の心に、本当に感動した遠足の出来事でした。 

 

「子どもは皆、生まれながらに人々と共に平和に生きていく為の『知恵』と『力』と『優しさ』を持っています。」という、当園のパンフレットの文言に偽りなしと確信し、更に、この柔らかな心を大切に育て、平和を作り出していく者として成長できるよう、お母さん達と力を合わせながら、より良い援助ができたらと、思いと祈りを新たにさせられました。                     

                            園 長 藤 原 敦

 

 

 実は、これには後日談があります。Rちゃんがやっと登園できるようになった日の帰りのバスの中、遠足の話になった時、Rちゃんがぼそっと「遠足みんなが行けるようにお祈りしたけど、雨ふったんよね」と言うので、「でも、みんな動物園行けたんよそしてちゃんと動物見る間は、雨降らんかったんよ!」と私が言うと、他の子どもたちも、「そうよ、ゾウとかにエサもあげられたんよ」と話しだしました。それを聞いたRちゃんは、パッと明るい顔になって、「ええっ!そうなん?」と聞いてきました。「そうよ、みんなが帰りのバスに乗って、走り出したら雨もいっぱい降りだしたんだって」と話すと、Rちゃんは本当に嬉しそうに、満足げな顔で園バスを降りて行きました。

 その後ろ姿を見送りながら、私も嬉しくなりました。 

 

                           

 
6月の園だより 巻頭言より
2012-05-28

 5月最後の土曜日、めぐみフォー・キッズの園解放企画を行いました。

 第1園舎で大型絵本やパネルシアターなどを楽しんだ後、シーツの下を潜ったり跳んだり、最後はビニールプールにゴミ袋一杯のちぎった新聞紙を勢いよく入れ、中に入った子どもと一緒に、ちぎった新聞紙を頭から雪のように振り掛けたり、ばら撒いたりと楽しい時を過ごしました。

 

 子どもは、体を動かすことが大好きです。

 遊び時間にはちょっとでも雨が上がるとすぐ外に出て、走り回っています。でも、これからの季節、雨の日には部屋の中で子どもと一緒にどう過ごそうかと頭を悩ますことは、お母さんも私たちも同じです。園では、今年遊ぶ日の試みの一つとして、月に1回後藤先生にお願いして、エアロビクスダンスを室内でしてもらうことにしました。一回目は大盛況でした。                 

  全身を使って跳んだり跳ねたり、屈伸したり、ひねったりと本当に子どもたちの体の柔軟さ、リズム感の良さ、体力に脱帽でした。

 

しかし、家の中ではそうはいきませんよね。

ましてや集合住宅の上層階ともなればなおさら、下の階の方への遠慮もあり、ドタバタさせられないという方もあることでしょう。雨の日、体力を持て余している子どもとどんなことをしたかなあっと、先日の子どもたちの楽しそうな笑い顔を思い出しながら考えていました。そういえば、私もむしゃくしゃした時に、思いっきり不要紙をちぎって部屋中にばら撒いてストレス解消したことがあったなと思い当りました。子どもと一緒にちぎってばら撒いて、散々遊んで、その後は一緒に掃除して、親子共々のストレス解消でした。(但し、母と一緒の時限定の遊びだと言い含めて)   

 

ある時は、敷いた布団の上で子どもと一緒に前転したり、ごろごろ転がったり、屈んで馬になり、馬跳びさせたり、子どもはシーツの中に潜ったり。子どもも上手に相手を選んで、おじいちゃんとはお相撲、お父さんには肩車をしてもらいながら、足を固定してもらって腹筋したり、向かい合ってお父さんの足の上に自分の足を乗せて、部屋の中を行ったり来たりしてもらったり。疲れて寝転がったお父さんの背中をバランスとりながら、小さな足で行ったり来たり。結構いろんなことして遊んでいたなと思い出しました。雨の日こそお父さんの出番です。工夫して体全体を使う遊びをお家の中で子どもと一緒に楽しんであげてください。      

 

そんな遊びの中でこそ、子どもは全身の筋力を鍛えていけるのだそうですよ。
園 長   藤 原 敦 子            
 

園だより

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ぶどうの実(4月便りより)
2018-04-20
  私はまことのぶどうの木、あなたがたはその枝である。
  もし人が私につながっており、また私がその人とつながっておれば、
  その人は豊かに実を結ぶようになる   聖書「ヨハネによる福音書15章5節」

 これは、めぐみ幼稚園の教育理念の土台となっている聖書の言葉です。この聖句から園章も『ぶどう』になりました。
幼稚園はこの言葉に堅く立って、子どももおとなも「平和を創り出していく者となれるように祈りながら日々歩んでいます。
神様につながって一歩一歩歩むとき、『つぼみ』はやがて訪れる実りの時への『希』を抱き、『花』を咲かせ、優しい『愛』に包まれて、『光』輝く実を生らせるのです。

 どこかで読んだと思われる方も多いと思います。毎年出されている保護者の方の文集『葡萄の実』の表紙の裏に記載してあるものです。前任の園長が考えたものですが、『つぼみ』から『光』までのクラス名を織り込みながら、私たちの子ども一人ひとりへの思いをうまく伝えているなと思います。今回ちょっと『希』を織り込んでみました。

 いよいよ今年度が始まります。仕事始めの日に、牧師から聖書の話を聞き、教職員一人一人今年度への思いを語り、祈り合いました。教職員もそれぞれに新しいことへのチャレンジがあり、自分の前のハードルを一つ一つ越えながら、園にいる時には全力で子どもと向き合おうとしていることを感じ、共に支えあいつつ頑張ろうと思いを新たにしました。
 そんな私たちの原動力は何と言っても、子どもたちの前へ前へと成長しようとする姿です。こちらのちょっとした工夫や関りによって変化を見せてくれた時には、本当によかった、やったねと子どもと一緒に喜べます。行きつ戻りつのことももちろんありますし、失敗だったなと反省させられることもあります。でも、子どもはそんなおとなの頑張りをよく見ているし、よく感じてくれているなと思います。
 新学期、保護者の皆様にとってもちょっと緊張の季節かと思いますが、子どもたちのより良き成長のために一緒に頑張りましょう。今年度もよろしくお願いします。
 
お兄さんお姉さんになる思い
2018-03-02
 「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と、昔から言われますが、学校現場に努めていると、特に強くそれを感じます。一年間のまとめの大切な時なのですが、子どもたち一人ひとりと本当にじっくり向き合えただろうかと思わされますが、子ども達の中では、着実に次への準備が進んでいます。
 「花組になる希組さん」、「愛組になる花組さん」と呼ばれると、子どもの背筋がちょっとピンと伸びるような気がします。自分よりも小さい人が入ってくる。自分はお兄ちゃんお姉ちゃんになるんだという思いは、今まで一番下で甘えていた気持ちをこれではだめだと修正させる力が働くようで、すごいなと思います。
 愛組の子ども達も同様に、最年長の「光組」という言葉に、独特のステータスを感じるようで、園の中でのリーダーとしての意識が育つように思います。お世話をすることや光組にしかできないことへの期待感があるのでしょう。「愛組の愛の力を持って、光り輝く光組さんになってくれるかな?」と、聞くと「なれる!」と、毎年力強く応えてくれます。そして、少しずつではありますが、頼もしい存在へと成長していこうとする兆しを感じます。
 光組の子ども達との日々は、本当にあとわずかになりました。楽しみにしていた行事が一つずつ終わっていき、後は卒園式とお別れ遠足を残すのみとなりました。そんな日々の中、小学校の仮入学前に、文関小の一年生から来た手紙は、卒園に向かう子ども達の良い刺激になったようでした。馴染のある子ども達からの手紙をじっと眺め、「漢字も書けとるし、すげえ」と感心した後で、「おれまだ漢字書けんけど、来年手紙書けるかなぁ」と、ぼそりと言いながら部屋に入っていく後ろ姿に、小学校への期待と不安を感じました。「大丈夫、みんなで勉強すればきっと書けるようになるよ。」と言うと、「うん、そうやね」とにこっと笑ってくれました。
 それぞれに自分を信じ、頑張る力を持てるよう祈り続けたいと思います。
 
 
思い出の幼稚園(2月園便りより)
2018-01-31
 第一園舎入り口横の内壁に、年長児が作った卒園式まであと何回幼稚園に来られるかというカウントダウンカレンダーがあります。すでに三〇日を切りました。子ども達は「あと何日になった」と言いながら、卒園までのまとめの時期を過ごしていきます。どんな思い出を胸に卒園していくのかなと思います。
 今年度クリスマス礼拝へ参加してくれた小学生へのプレゼントはめぐみ幼稚園カレンダーでした。空組に参加されている保護者の方のアイデアでした。写真を撮ってくれたのは大学生になった卒園児のHさんです。彼女が撮ってくれた沢山の園内の写真は、卒園児ならではの視点が感じられるものばかりでした。
 例えば、第一園舎と新園舎の間の通路や個人の道具を入れる引出しの棚、本読みの部屋に上がる階段、ジャングルジムから見た鎖山、通路の手洗い場等々、写真を見ていると自然にそこに子どもの姿がふっと現れるような気がします。もちろんお仕事の教具の写真一つ一つにも思い入れが感じられ、きっと魅力的に見えたり、一生懸命取り組んだりした思い出があるのだろうなと思わされました。
 写真にはそれを撮った人の思いが現れると、心動かされる写真を観るたびに感じます。教師が撮った写真にも子どもへの思いを感じます。「あなた方の心があるところに宝がある」という聖句をふっと思い出します。
 先日のワクワク参観日に、弟から招かれてきた中学生のK君も卒園児で、園舎を案内してもらった後の感想では「どれもみな小さいなと思いました」と言ったそうです。きっと幼稚園の時にはもっと大きく広く見えていたのにと思ったのでしょう。その言葉の奥に友達と走り回っていた思い出を感じました。小学生になっても自慢の幼稚園の園庭を友達に教えていた長男や、高校生になって久しぶりに第一園舎に入り、「ああ、幼稚園の匂いがする」と言った娘、今年の卒園児にとっても、そんな風に覚えていてもらえる幼稚園であれば嬉しいなと思う昨今です。
 
 
新たな一歩
2018-01-11
 年の初め、みなさんは何か心に留められた一言がおありですか。
 『初心忘れるべからず』という言葉がありますが、将棋で永世七冠を達成した羽生善治さんが、年末のある対談でこの言葉について語られていたのが、私は心に残りました。この初心という言葉は、物事を始めた最初の思いと取られがちですが、それのみでなく、節目節目で抱いた最初の思いということでもあり、自分はそれぞれのタイトルを手にした時、失った時、そういう節目の思いを大切にしてきていると言われていました。
 確かにその通りだと思いました。人は日々生きる中で変えられていきます。『日に新たに、日々に新たに』という言葉を私は子どもが日新中学校に入学した時に知りました。論語か何かにある言葉だそうです。一日一日を新たな思いで、一歩ずつ大切に歩んでいってほしいという願いがその校名には込められているのだと思います。
 順風満帆の日々ばかりではない、晴れの日もあれば、嵐の日もある。でも、次には必ず新しい一日がやってくる。それを信じ、新たな思いで、恐れず一歩を踏み出すことが自分の人生を生きるということなのだと思います。
 幼稚園の歩みもまた然りです。時代の波に翻弄されながらも、大切に守り続けるべき本質を見失わないように、節目の時、今の思いを忘れないでいたいと思います。
 今年も、子ども達の素敵な笑顔がたくさん見られるように、教職員一同、保護者の皆様共々に力を合わせて歩み続けていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 
クリスマスに寄せて
2017-12-05
 今年は、クリスマス礼拝のメッセージにトルストイの民話を絵本にした『くつ屋のマルチン』を選びました。何度読んでも靴職人マルチンの人柄に心温まる、私の好きな絵本の一つです。また、読むたびにその時々で新しい発見があるのも良さだと思います。きっと読む時の自分の思いが違ってきているからなのでしょう。特に、聖話の時間、年長児と読みあう時には、子ども達の反応から考えさせられることも多くあります。また、子ども達にどう伝えればよくわかるだろうかと考える過程で、ハッとさせられることもあります。今年はお話の最後の所に書かれている次の聖句に目が留まりました。
  『 私の兄弟である 小さい者の一人にしたことは すなわち
    わたしに したことである。 』 (マタイ福音書二五章四〇節)
子ども達とこの聖句について考えたいなと思ったときに、「小さい者」という言葉が気になりました。神様が「お前を訪ねるよ」と言われたその日、マルチンが関わった人たちは、寒空の下で働いていたステファンじいさん、雪の降る寒い日に薄着で赤ちゃんを抱えていたおかあさん、リンゴ売りのおばあさんとそのリンゴを盗んでしまった男の子でした。
  その人たちに共通する小ささとは、と考えていた時、愛組の初めにした心の話を思い出しました。「そうだ、心だ」と思いました。寂しい心、悲しい心、困っている心、悪いと知っていても誘惑に負けてしまう心、自分のことでいっぱいで人を思う余裕を失ってしまった心、そんな時は自分の心がクチャクチャになって小さく縮こまって感じられます。これなら子どもたちにもわかるかもと思いました。案の定、子ども達は心が小さくクチャクチャッとなってしまう時については良く反応してくれました。そんな時どうしてほしいかも考えられました。祝福式の時のお祈りの言葉とも結びつきました。
   マルチンと関わった一人一人の中に神様がいてくださったように、その人たちはきっとマルチンの中にも神様を見ただろうね。みんなの中にも神様は一緒にいてくれるよと伝えると、真剣な眼差しで、うんうんと頷いてくれます。その子ども達に、改めて心の柔らかさ、素直さを感じ、「神の国はこのような者たちのものである」という聖書の言葉を思いました。同時に、子ども達は子どもなりに、心が小さく縮こまってしまった時に、助けてくれる存在を本当に求めているし、そういう人になりたいと思っているのだと実感させられ、おとなとして、私も姿勢を正された思いがしています。
子ども達からのメッセージを、クリスマス礼拝でお受け取り下さい。
 
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