希組担任の宮原です

1学期が無事に終わり、ホッとしています。
振り返ってみると、4人の子どもたちのかわいらしい姿ばかりが浮かんできます
私の一人占めではもったいないので、ちょっとだけ

皆さんにご紹介したいと思います
まず、1枚目の写真ですが・・・
5月の終わり、希さんは「おにぎり

」がひそかなブーム。
お気に入りの本は「おにぎり」
リクエストする手遊びは「おにぎりにぎにぎ、おにぎりにぎにぎ、梅干し入れて~、あむっ」
それなら…

と、
炊飯器でご飯を炊くところから、おにぎりを作って食べるところまでやってみようと考えました。
登園してすぐに炊飯器のスイッチをみんなで押して、お仕事を始めました。
第2園舎には4人の子どもたちと、私だけ。

しーずかな部屋の中、しばらくすると…
……ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく……
炊飯器から聞こえてくる音に引き寄せられ、Kくんが耳を当てた瞬間

「

ごはんがおしゃべりしてる

」
一斉に炊飯器に近寄り、僕も

私も

と顔を近づけていて、一触即発

私が「順番にしようね」と言いそうになったその時

4人で上手に並んで炊飯器に耳を当てているではありませんか

不思議そうに、でも、嬉しそうにくっつき合っている子どもたちを見ていて、
「なんて平和なんだろう

」と思いました。
他の写真も同様です。育てたあさがおのしぼんでしまった花をすりつぶす時も、ガタガタするすり鉢に自然に手を添えていましたし、小さなレモンを拾ってくれば、みんなと一緒に見てみようと言いだし、順番に観察したり、におったり、なめたり…
子どもたちは、順番が守れずすねてしまったり、自分の思いが通らなくて泣いたりすることがあります。
でも、一つの事象に対して、待ってあげたり、譲ってあげたりすることもまた、たくさんあります。
いろいろなルールがあり、それを守っているからみんなが気持よく過ごせるのが世の中ですが、
自然に譲り合い、一緒に楽しむことのできる子どもたちの世界こそが、一番の理想的な姿だなあと
子どもたちに教えられました。
2学期にはまた2名の子どもたちが加わります

6人になると、どうなるのかな?
またまた新しい発見に出会えることを期待しながら、夏休みを過ごしたいと思います。