9月29日(日) 曇のち時々雨
午前中に家事を済ませ、スーパーへお買い物に行きました。
白菜を買いましょ♪と、カートを押すと、その先に愛組のH君が…
彼も私に気付き、ちょっぴり驚いたようでした。
私が手を振ると、はにかんだ笑顔を見せてバイバイと手を振ってくれました

白菜を選んでいると、後ろの方でH君の「大工の先生~」と、
お父さん・お母さんに言っている(…多分)声が聞こえてきました
そういえば、彼はもう 『はこ』 が完成したんだったぁ

夏休みが終わり、2学期の開始から1ヶ月経たずして出来上がってしましました!
H君だけでなく、夏休み明けの子ども達の力は色々たくさんパワーupしていました

まず、大工室に来て「おはようございます」の第一声も溌刺として気持ちの良いトーンで響きます。
光組さんは『額』、愛組さんは『箱』
新作は力に任せて金槌や鋸を使ってしまえばボロボロな仕上がりとなってしまいます

ところが、なかなかどーしての仕事っぷりです。
光組さんの『額』は、枠の四隅を合わせるのがとっても難しいポイント

寸法を合わせて切り、その後、角合わせのために斜めに切るのです。
木は柔らかいけれど、ノコの刃が木目に引っかかります。
小さいパーツなので、コツを感じ取らないと上手くノコをひく事は出来ません。
そこで私がポイントを伝えます

「力を入れすぎず、慌てない。急がない。リズムをとってシュッ!シュッ!×2」
と言ってやってみせると、A君が「歯ブラシと一緒だね

」と自分の中にある感覚と
同じものを見つけ出してコツを獲得してくれました。スゴイぞ!!!
さて、出来上がると中に飾るものは・・・
お仕事の時間に頑張っているmini刺繍や、お気に入りの写真、自分で描いた絵などです。
なかなか立派なもんですよ!完成をお楽しみに


愛組さんの『箱』は、きりんに次いで2つ目の製作です。
今度は釘を打つ場所が狭くなります。
まっすぐに打たないと、釘の先が飛び出してキケンな箱になってしまいます

それでは、まっすぐに打てるポイント

はというと、
錐で釘の穴をまっすぐに空けることです
少々面倒な作業ですが、ここを踏んばってしっかりと穴を空けると
本当に釘は曲がることなくキレイに

打てるのです。
そして仕上げは紙やすりを使って磨きます
この紙やすりを使っての磨きも新たな作業なので、紙やすりを当てた場所を分かりやすくするために
面を鉛筆でグルグル

、角を蛍光ペンでピンクに色づけします。
子ども達には「さぁ今からイジワルしまーす!せっかく作ったこの箱に落書きをします

」と、言って
落書きの歌をうたってグルグルと書いていきます

子ども達は喜んで私のイジワルに対してゴシゴシ紙やすりをかけ、落書きを消すのです

すると、木の色が変わり手触りもファッとしたやわらか~い木肌が表れてきます
ずぅーっと触っていたい、本当に気持ちの良い仕上がりとなります
最後に名前と好きな絵を描いて完成です

只今、ぞくぞくと完成していますのでこちらも楽しみにお待ち下さいませ

